朝顔のような

2021年06月02日 10:00
カテゴリ:染色

「ノスタルジックで朝顔のよう」。遠くの街で暮らす、ねこ繋がりの不思議な友人が言った。素敵な表現だと思い嬉しくなった。僕は割と丁寧に仕事をする。雪花絞りのアイロンをかける時には、一つひとつきっちりかけたい。しかし、自分の手筋で行うと仕上がりが悪い。つまり自分の手筋が嫌いなのだ。程よくふんわりというのが難しい。だから雪花絞りをする時には癖が出ないよう、いつもと違う古いアイロンを使う。その方が普段と違う結果を出せる。ソフトに優しくアイロンをかけられるのだ。それだけでなく、染料濃度や浸染時間、染液温度、手加減など様々な要素で仕上がりが大きく変化する。細部の模様の出し方など、さらにコントロールできるようにしたい。ならば、今日は偏頭痛があるので作品制作はおやすみにしましょう。

雪花絞り

この写真の絞りは直角二等辺三角形の木型を使って板締めしたもの。手加減で雰囲気が大きく変化する奥深い絞り。

ソーピング

染色後のソーピング過程。生地に付いた無駄な染料を落とし完全に発色させる。モノゲン1g/ℓ(水に対して)で10分間沸騰させ洗浄する。

水洗い

仕上げ作業。綺麗に染色できた時は清々しい過程。明らかにに失敗した時は反省の時間に。水にぬれた状態は少し色が濃いめになる。乾いた時にはさらに薄い発色であるため乾いた状態を想像しながら。

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